多摩川住宅とは

多摩川住宅案内図 (提供:仙川地図研究所 様)

団地概要/多摩川沿いの和み系団地

悠々と横たわる多摩川の流れ。
それに沿うように広がる敷地につくられた大規模な団地が、この多摩川住宅です。

住棟だけで89棟もある大きな団地ですが、実は2/3ほどが分譲の団地。

南を向いて、整然と並ぶ建物。
棟の間隔が、これほどまでにゆったりしているのは、郊外の団地ならでは。
それぞれの住戸にたっぷりの日差しと、爽やかな風が届きます。

そして住棟の間に大きな広場や、子どもの遊び場がたくさんあるのも、特徴の一つ。
ゆったりした空間に、さらにゆとりがプラスされて、ぜいたくなほど。
木々が大きく育った並木道や、団地を囲むように通る桜並木の緑道もあります。

また、団地内の風景でもう一つ特徴的なのが、背の高い給水塔。
分譲のエリアも入れると5本もの給水塔があって、どちらを向いても目に留まります。
シンボリックなその姿は、景観の良いアクセントに。

建物は、白くて四角い、いわゆる“団地”という素朴な雰囲気。
「階段室型」と呼ばれるこのタイプは、エレベーターのない建物です。

ちなみに、建物に振られている番号にも、この時代の団地ならではの特徴が。
英数字ではなく、「イ、ロ、ハ、……」とカタカナが番号の前についています。
これもなんだか素朴で、気分が和みます。

また住棟だけでなく、保育園や幼稚園、小中学校もあって子育てにもピッタリ。
団地の中心には大きな広場があって、スーパーのコープがここにあります。

そして広場を囲んでいるのが、この広大な団地で唯一の高層棟、ロ-16号棟です。
5階建てが並ぶ中で、その姿はとてもシンボリック。
ただし残念ながら、耐震性の問題から解体、除却されることが決まっています。

建設時には、公社として異例の規模を誇るマンモス団地だった多摩川住宅。
その様子を見るため、現在の天皇陛下も当時視察に訪れたというほどです。
その頃からここに住む人々の記憶に、その光景は今も残っているのだとか。
この高層棟から手を振ったのだ、と団地の中で語り継がれているそうです。

パルコ調布店

周辺環境とアクセス/調布駅の利用がお薦め

団地へは、京王線の「調布」駅または、小田急線の「狛江」駅から。
どちらからも同じぐらいの距離で、バスを利用することになります。

バスはそれぞれの駅から、多い時間帯は1時間に10本ほど、少ない時間は4本ほど。
一日の合計では調布からの便が多そうです。

また、買い物環境なども、調布の方が断然便利。
パルコや西友、東急ストアが駅前に。
それ以外にも、個人商店からチェーン店まで、さまざまな店が軒を連ねています。
そして、買い物だけでなく、食事や映画など、休日を過ごす要素も充実。
地域の拠点となっている駅です。

調布駅からは、新宿まで特急で15分ほど。
都営地下鉄新宿線への直通もあるので、都心へのアクセスは良好。
また、多摩エリアや、八王子方面への玄関口となる駅でもあります。

そんな便利な調布ですが、少し離れれば生産緑地の畑が広がるのどかな環境。
団地の周辺も住宅街と畑がパッチワークされた一帯になっています。

すぐ南の多摩川にはサイクリングロードがあるので、サイクリングやジョギングも。
団地の中心にもテニスコートがあったり、元小学校の校庭が使えたり。
体を動かすのが好きな方には、ピッタリの環境です。

給水塔

ココがポイント/ゆとりたっぷり

なんといっても魅力的なのは、ゆったりした建物の配置です。
広い空と、心地よい風を感じていると、気持ちがおおらかになるようです。
多摩川がすぐそばにあるのも、関係しているのかもしれません。

団地の中には保育園や幼稚園もいくつか。
園児たちが、団地の広場などで元気に遊びまわっているのが印象的でした。

そして、給水塔の存在も良いアクセント。
スッと青空へ伸びる姿を見ると、なぜか気持ちも和みます。
視線と一緒に、気持ちも上へと向くからでしょうか。

会社案内
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